１５日の函館メインは今年最初のＪＲＡ２歳重賞「第５５回函館２歳Ｓ」。将来性豊かな若駒が顔をそろえている。

ロードカナロア産駒ロータスワンドは、半姉ブランボヌール（父ディープインパクト）＆半兄ビアンフェ（父キズナ）が当レースを制しており、仕上がりが早く函館に適性の高いファミリーの出身だ。新馬戦を鮮やかに逃げ切り、芝６ハロンの勝ちタイム１分１０秒２は登録メンバーで最速という優秀なもの。非凡なスピードで３きょうだい同一重賞Ｖを狙っている。

ベルパッションは瞬発力が武器。新馬戦はスタートで後手に回ったが、余力十分に差し切った。逃げて勝ち上がった馬が多いだけに先行争いとなる公算が大きく、最終週で馬場は外差しへシフト。展開が向きそうだ。

スカイキャンバスは芝５ハロンの新馬戦でハナを奪い、メンバー最速の上がり３ハロンをマークして２馬身半差の快勝。１ハロンの延長がポイントになるが、ポテンシャルは高い。


東京芝７ハロンで勝ったバスターコール、阪神芝６ハロンでＶのチークタイムは小回りコース＆洋芝の対応がカギになる。

ナスティウェザーはダート５ハロンの新馬戦を４馬身差で圧勝した。芝替わりでも警戒が必要だ。（夕刊フジ）

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