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宝塚記念に出走するカラテ(栗・辻野、牡7)を担当する清山宏明助手は、以前は栗東の角居厩舎に所属。2017年に不良馬場の菊花賞を制し、19年(良)、20年(稍重)の宝塚記念でも2着に入ったキセキの背中も知る腕利きだ。カラテも2走前に不良馬場の新潟大賞典を制するなど、良馬場以外で4勝を挙げている。
カラテについて「あれだけ跳びが大きな馬で道悪が上手なのも珍しい」と話す清山助手は、カラテとキセキの共通点について、話してくれた。
「乗っていても、体幹はキセキと変わらないくらい強いですよね。重心のブレがないフォームで走っているので、道悪もこなしてくれるんだと思います。他の馬が苦にするなら、プラスになりますね」
馬名が〝空手〟なだけあって、体幹の強さが武器なようだ。19日現在、阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の週末は曇りの予報。梅雨の時期で道悪になれば、一気に浮上するシーンもありそうだ。
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