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師走を彩る電撃6ハロンのダートGⅢ「第15回カペラS」が11日に中山で行われる。砂の韋駄天たちが顔をそろえてきた。
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昨年の2着馬リュウノユキナは7歳になった今年も堅実に走り続けている。前走のJBCスプリントでも好位から伸びて勝ち馬ダンシングプリンスと3/4馬身差の2着に好走した。交流重賞2勝の実力派にJRA重賞初制覇のチャンス。1週前には美浦坂路を軽快なフットワークで駆け上がり、4ハロン53秒9をマーク。好調をキープしており、56歳のJRA現役最年長・柴田善騎手がしっかりリードする。
ハコダテブショウは前走のながつきSをレコードタイムで逃げ切り、後続を3馬身ぶっちぎった。全5勝のうち、この舞台で4勝をあげるスペシャリスト。同型との兼ね合いがポイントになるが、スピードは脅威だ。
3歳馬リメイクはOP2勝の好素材。除外明けの前走・テレ玉杯オーバルスプリントでは1馬身半差の2着に食い込み、古馬と戦えるポテンシャルを示した。初めて走る6ハロンがカギとなる。
エアアルマスは室町Sを2馬身半差で快勝し、勢いに乗っている。(夕刊フジ)