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★佐々木晶三調教師JRA重賞通算50勝なるか 藤原英昭調教師はJRA通算800勝まであと「1」/京都新聞杯
京都新聞杯に登録しているヴェローナシチー(牡、栗東・佐々木晶三厩舎)は、デビュー2戦目の末勝利戦で初勝利を挙げた後、京成杯3着、すみれS3着、若葉S2着と重賞・リステッド競走で安定した成績を残している。同馬には前走の若葉Sに続き酒井学騎手が騎乗する予定だが、京都新聞杯で待望の2勝目を挙げることができるかどうか。Vなら、ヴェローナシチーを管理する佐々木晶三調教師は史上29人目のJRA重賞通算50勝となる。
また、現役最多の京都新聞杯3勝を挙げている藤原英昭調教師は、きさらぎ賞4着以来の出走となるアスクワイルドモア(牡)を登録している。同馬が勝てば、藤原英昭調教師は伊藤修司元調教師に並ぶ歴代最多タイの京都新聞杯4勝目となるが、2007年タスカータソルテ以来15年ぶりの同レース制覇を遂げることができるかどうか。なお、同調教師は5月4日現在、JRA通算799勝を挙げており、史上38人目のJRA通算800勝まであと1勝に迫っている。
★JRA全10場重賞Vがかかる堀宣行調教師 “春の福島”リーディングの丹内祐次騎手にも注目/新潟大賞典
堀宣行調教師は、2003年の開業以来JRA重賞64勝を挙げているが、新潟では重賞未勝利で2019年・20年新潟記念での2着が最高成績となっている。堀調教師は、8日に実施される新潟大賞典にスマイル(牡6歳)を登録しているが、同レースで史上7人目のJRA全10場重賞制覇を遂げることができるかどうか。なお、スマイルには石橋脩騎手が騎乗する予定。
また、4月16日~5月1日の日程で実施された1回福島競馬の開催リーディングジョッキーとなった丹内祐次騎手は、新潟大賞典でアルサトワ(牡5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)に騎乗する予定。同騎手は昨年、自身にとって年間最多の勝利数となる38勝をマークしたが、デビュー19年目となる今年は5月4日現在で21勝と前年以上のぺースで勝ち星を積み重ねている。丹内騎手が新潟の重賞に騎乗するのは2017年の新潟大賞典(2着)以来5年ぶりとなるが、どのような騎乗を見せるだろうか。