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中山競馬場で22日、令和初となる暮れの大一番「第64回有馬記念」が行われる。GI馬が11頭と空前の好メンバーが集結する今年、注目度No.1は何といっても、GI6勝の最強牝馬アーモンドアイの電撃参戦だ。予定していた香港カップを熱発で見送り、仕切り直しとなる’19年の最終戦。果たして女王に死角はないのか、近況に迫った。
ファン投票で1頭だけ10万票を超えたスーパー女王が、出走を待ち望む熱い声に応え、令和初のGPに参戦する。
アーモンドアイは天皇賞・秋でGI6勝目をあげたあと、予定していた香港カップを熱発のため回避。出国直前のアクシデントだっただけにその影響が気になるところだが、「熱発といっても微熱程度。(海外へ)輸送する直前だったから大事を取ったけど、レースが2、3日あとなら連れて行っていた」(国枝調教師)と不安は残らず、陣営は出走に舵を切った。
その後は日を追うごとに上昇。“万全”を強烈にアピールしたのが11日の1週前追いだ。Wコースで馬なりのまま5F65秒2と余裕の好時計をマークして、楽々2馬身先着してみせた。
「すごく手応えが良かった。香港に行けなかったのは残念だけど、彼女のコンディションが一番です。心配するところはない。この馬ではいつも自信があります」と、手綱を取ったルメール騎手もいつもの弾ける笑顔が満開だった。
トレーナーも手応えを隠さない。中山は初参戦となるが、「牝馬の大きいレースが中山にはないからね。トリッキーなコースなのはみんなにとってそうだから仕方ない。ルメールさんだから大丈夫でしょう」と鞍上の手腕を信頼し、「香港へ向けてある程度仕上げていたし、(状態は)天皇賞の前と比べたら数段上だろう。まるっきり、懸念材料はないよ」と極めつけの感触を口にする。
宝塚記念と豪コックスプレートを制したリスグラシュー、ジャパンCを勝ったスワーヴリチャードなど“アーモンド包囲網”も超強力に映るが、完璧に仕上がる最強女王に隙はない。並み居る強豪も引き立て役に追いやりそうな予感が、すでに漂い始めている。(夕刊フジ)
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(退会ユーザー)
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昭和男児
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長澤
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わーい!
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