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阪神ダート1800mを舞台に行われる古馬混合のダート重賞。第8回(2003年)は、東京大賞典、フェブラリーステークスと連勝していたゴールドアリュールが、後続に8馬身差を付ける貫禄勝ち。59kgの酷量を物ともしない圧巻のパフォーマンスには誰もが舌を巻いていた。また、ブレイク前の大物が参戦するケースも多く、第9回(2004年)のタイムパラドックス、第16~17回(2011~2012年)連覇のゴルトブリッツ、第18回(2013年)のホッコータルマエ、第21回(2016年)のアウォーディー、第26回(2021年)のテーオーケインズなど、ここを勝ったあとにG1・Jpn1のタイトルを獲得した馬も数知れない。
中央競馬と地方競馬の交流拡大にともなうダート重賞競走の整備の一環として、1996年に阪神ダート1800mを舞台に創設されたダートグレード競走。格付けは現在と同じG3だが、当初の負担重量規定はハンデキャップだった。京都への舞台変更や阪神への再移設、幾度か施行時期の変更を経て現在に至る。ハンデキャップ戦時代はもとより、別定戦に改められてからも人気薄が上位入線を果たす波乱の決着が多く、一筋縄ではいかないケースが散見される。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第29回 |
2024年4月14日
阪神
ダ1800m
|
ミッキーヌチバナ
栗
牡6 太宰啓介
高橋亮
|
第28回 |
2023年4月16日
阪神
ダ1800m
|
プロミストウォリア
栗
牡6 鮫島克駿
野中賢二
|
第27回 |
2022年4月17日
阪神
ダ1800m
|
オメガパフューム
栗
牡7 横山和生
安田翔伍
|
第26回 |
2021年4月18日
阪神
ダ1800m
|
テーオーケインズ
栗
牡4 松若風馬
高柳大輔
|
第25回 |
2020年4月19日
阪神
ダ1800m
|
ウェスタールンド
栗
セ8 藤岡佑介
佐々木晶
|
第24回 |
2019年4月14日
阪神
ダ1800m
|
アナザートゥルース
美
セ5 大野拓弥
高木登
|
第23回 |
2018年4月15日
阪神
ダ1800m
|
グレイトパール
栗
牡5 川田将雅
中内田充
|
第22回 |
2017年4月15日
阪神
ダ1800m
|
モルトベーネ
栗
牡5 M.デムーロ
松永昌博
|
第21回 |
2016年4月16日
阪神
ダ1800m
|
アウォーディー
栗
牡6 武豊
松永幹夫
|
第20回 |
2015年4月18日
阪神
ダ1800m
|
クリノスターオー
栗
牡5 幸英明
高橋義忠
|
第19回 |
2014年4月19日
阪神
ダ1800m
|
ナムラビクター
栗
牡5 小牧太
福島信晴
|
第18回 |
2013年4月13日
阪神
ダ1800m
|
ホッコータルマエ
栗
牡4 岩田康誠
西浦勝一
|
第17回 |
2012年4月14日
阪神
ダ1800m
|
ゴルトブリッツ
栗
牡5 川田将雅
吉田直弘
|
第16回 |
2011年4月24日
京都
ダ1800m
|
ゴルトブリッツ
栗
牡4 田辺裕信
吉田直弘
|
第15回 |
2010年4月25日
京都
ダ1800m
|
ダイシンオレンジ
栗
牡5 川田将雅
庄野靖志
|
第14回 |
2009年4月26日
京都
ダ1800m
|
ウォータクティクス
栗
牡4 川田将雅
池江泰寿
|
第13回 |
2008年4月27日
京都
ダ1800m
|
ワンダースピード
栗
牡6 小牧太
羽月友彦
|
第12回 |
2007年4月22日
京都
ダ1800m
|
ワイルドワンダー
美
牡5 岩田康誠
久保田貴
|
第11回 |
2006年4月23日
京都
ダ1800m
|
フィフティーワナー
栗
セ4 武豊
安田隆行
|
第10回 |
2005年4月24日
京都
ダ1800m
|
ピットファイター
美
牡6 安藤勝己
加藤征弘
|
第9回 |
2004年4月25日
京都
ダ1800m
|
タイムパラドックス
栗
牡6 安藤勝己
松田博資
|
第8回 |
2003年4月27日
京都
ダ1800m
|
ゴールドアリュール
栗
牡4 武豊
池江泰郎
|
第7回 |
2002年4月21日
京都
ダ1800m
|
ハギノハイグレイド
栗
牡6 武豊
松田国英
|
第6回 |
2001年4月22日
京都
ダ1800m
|
スマートボーイ
美
牡6 伊藤直人
伊藤圭三
|
第5回 |
2000年4月23日
京都
ダ1800m
|
スマートボーイ
美
牡5 伊藤直人
伊藤圭三
|
第4回 |
1999年5月8日
京都
ダ1800m
|
オースミジェット
栗
牡5 四位洋文
白井寿昭
|
第3回 |
1998年5月9日
京都
ダ1800m
|
ワイルドブラスター
栗
牡6 橋本広喜
新井仁
|
第2回 |
1997年5月3日
京都
ダ1800m
|
エムアイブラン
栗
牡5 武豊
伊藤修司
|
第1回 |
1996年6月29日
阪神
ダ1800m
|
テセウスフリーゼ
美
牡4 武豊
新関力
|
第1回(1996年)は6月29日。第2~4回(1997~1999年)は5月上旬。第5~16回(2000~2011年)は4月下旬。第17回(2012年)以降は4月中旬に開催されている。
施行場所:阪神ダート1800m(右回り) 出走資格:4歳以上 1着賞金:3800万円 負担重量:別定
1996年 | 阪神ダート1800m、4歳(現在の3歳)以上、ハンデキャップ、G3、混合競走、「アンタレスステークス」として創設テセウスフリーゼが阪神ダート1800mのコースレコードを更新 |
1997年 | 施行場を京都ダート1800m、出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更指定交流競走に指定 |
2001年 | スマートボーイがレース史上初の2連覇を達成 |
2003年 | 負担重量を別定に変更 |
2005年 | 国際競走に指定 |
2007年 | 国際G3に格付け |
2009年 | ウォータクティクスが京都ダート1800mのコースレコードを更新 |
2012年 | 施行場を阪神ダート1800mに変更ゴルトブリッツがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 「JRA70周年記念」の副題を付して実施 |