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歓喜のGI制覇から1カ月半。高松宮記念でスプリント界の頂点に立ったコパノリチャードが、17日の「第59回京王杯SC」をステップに、安田記念(6月8日、東京、GI、芝1600メートル)でマイル界制圧を目指す。
「GIを勝った6Fに比重を置くべきかもしれないが、まだまだ強くなるし幅を持たせていきたい。マイルまでは大丈夫だし、特に7Fは安定している」と宮調教師。
スワンS、阪急杯の重賞2勝を含め7Fは【3001】。唯一負けた3走前の阪神Cは、好位に控えてのもの。自分の競馬に徹した3戦は、すべてスピードにモノをいわせ逃げ切っている。
泥んこ馬場の高松宮を勝ったようにパワーもあるが、やはり身上は“速さ”。「一本調子のところはあるけど、持ち味はそこだしね」と、指揮官にも迷いはない。
関東遠征では良績がなく、「実は前日輸送が苦手」と克服すべきハードルはある。しかし、それを乗り越えてこそ、“統一王者”への道が見えてくる。大敵ジャスタウェイ、3歳マイル王ミッキーアイルが待ち受ける究極の対決を前に、結果が求められる一戦だ。
歓喜のGI制覇から1カ月半。高松宮記念でスプリント界の頂点に立ったコパノリチャードが、17日の「第59回京王杯SC」をステップに、安田記念(6月8日、東京、GI、芝1600メートル)でマイル界制圧を目指す。(夕刊フジ)
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