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今週の東西調教ウオッチャーはフィリーズレビューと中山牝馬S。栗東トレセンから大阪サンスポの正木、渡部記者、美浦トレセンからは柴田、藤沢記者が参戦して好調教馬をピックアップした。
渡部 正木さん、フィリーズレビューで調教の動きから狙えそうな馬はいましたか?
正木 坂路のキャンディバローズとダイアナヘイローの2頭やな。前者はよく伸びており、400キロソコソコの馬とは思えないダイナミックなフォームやった。後者は馬なりでも楽々と4ハロン51秒9。相変わらずスピード感と力感にあふれてる。
渡部 ボクはCWコースで馬なりでもシャープに伸びたメイショウスイヅキ。本田調教師と2週連続で騎乗した池添騎手は「腰や背中にたまっていた疲れも取れて、前走(阪神JF12着)時とは比べものにならないぐらいいい状態」と好感触です。中山牝馬Sの方は?
柴田 ここはルージュバックが負けられないよ。ハミ掛かりがいいので、以前はコースの正面から馬場入りして助走を長く取っていましたが、今回は向こう正面から入ってすぐに動き出していた。それだけ精神的に落ち着きが出たということ。最後の瞬発力も抜群。牝馬同士のGIIIなら格が違う。
藤沢 シュンドルボンは躍動感十分に悠々と最先着。前走の愛知杯は1番人気で8着でしたが、陣営も巻き返しに向けて意欲十分です。
正木 アースライズは栗東の坂路でしまい重点でも、ラスト1ハロン12秒0で鋭いフィニッシュ。小回りの中山でも器用さで対応できる。
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