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米大リーグ、ブルージェイズからFAの川崎宗則内野手(34)が、東京都千代田区外神田のベルサール秋葉原で、競馬のテーマパーク「ARIMAEN(ありまえん)」のオープニングイベントに出席し、モデルのマギー(23)とトークショーなどを行った。優勝馬の予想で、川崎は「キタサンブラック」だった。「2年前に北島三郎さんのコンサートに行ったことがある」のが理由だ。
一方、日曜の夜に栗東に移動していた柴田は、月曜の全休日から取材スタート。ところがこの日はあいにくの雨。自転車がみつからず、トボトボと歩いて池江厩舎へと向かった。この1年で有馬記念が10戦目となるラブリーデイ担当の山元助手は「こういう真面目な馬がGIで活躍するのがうれしい」と話してくれた。「なにしろ僕の周りを見ていると破天荒じゃないとGI馬になれないみたいだから」と笑うのは、厩舎のかつてのGI馬ドリームジャーニーやオルフェーヴルという癖馬だけではなく、父の重治さんが個性派ステイゴールドの厩務員をしていたから。癖の強い馬ばかり見てきた。その山元助手の名前は譲治。新聞を見ながら「キタサンブラックとラブリーデイなら、北島三郎と山元譲治(山本譲二)で演歌馬券ですね」というのだから、この人もくせ者の一人だ、と柴田は内心で思っていた。
阪神競馬場で朝日杯FSの取材を終えた板津は、すぐに新幹線に乗り込んで東京へ。有馬ウイークの月曜は会社で細かい仕事を終えてから、中山馬主協会が主催の『第6回有馬記念プレミアムレセプション』の会場へ向かった。パーティーは出場予定ジョッキー16人をはじめ、出走馬の関係者、ファンらが参加し盛大に行われた。
これがラストランのゴールドシップで挑む内田騎手は「いつまで騎手をやれるか分からないが、騎手人生でこれだけ人気のある馬に乗れることはそうないでしょう。まだまだヤンチャだし、この馬には荒々しさがあった方がいいと思う」と2年ぶりのコンビ復活を喜んだ。