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12日の阪神5R2歳新馬(芝1800メートル)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の3番人気ロワアブソリュー(牡、栗東・須貝尚介厩舎)がレース途中から先頭に立って直線も後続を寄せ付けず快勝した。タイムは1分50秒2(稍重)。
メイショウユメマルがダッシュ良く先手を取り、その外にロワアブソリューがつける。ショウナンラテール、エンジェルフェイスが好位に続き、人気のミッキーロケットは先行集団からやや離れた中団の外めを追走した。レース中盤に差し掛かるあたりでロワアブソリューが先頭を奪い、自分の競馬に持ち込んで直線へ向かう。ロワアブソリューは力強いフットワークで後続の追撃を全く寄せ付けず、そのまま押し切って2馬身1/2差で完勝した。2着には最後にようやく外から伸びてきたミッキーロケットが確保。さらにクビ差の3着が4番人気のエンジェルフェイスだった。
ロワアブソリューは、父ゼンノロブロイ、母スーヴェニアギフト、母の父Souvenir Copyという血統。半姉シュプリームギフトはGIII函館スプリントSの2着馬。
M.デムーロ騎手は「すごい脚を使ったね。馬は元気一杯だった。スタートから掛かって、先頭に立つと少し物見もしたけど、直線は頑張った」と2馬身半差の完勝を笑顔で振り返っていた。
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