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サンライズジパングは音無厩舎のラストダービーという大役を担う。旅慣れただけあって東京到着後も元気いっぱい。平井助手は「皐月賞も僕自身はいい状態と思っていたけど、(調教で)攻めきれない部分もあった。今回はできるだけの負荷をかけてこれ以上ない状態まできた。体重が減っていても、筋肉は落ちていないし、数字じゃなく体を見てほしい。僕としては逃げてもいいと思っているし、この馬の特徴を生かしてくれれば。一発を狙っていますよ」と力強く語り、「音無厩舎は砂のジャパンダートダービーを3回勝っていますが、最後に芝のダービーも勝てたらいいドラマになりますね」と目を輝かせた。
きさらぎ賞勝ちがあるビザンチンドリームもスムーズに輸送をクリア。久保助手は「馬はリラックスできていますし順調。皐月賞のときも輸送後に体重が増えていたくらいですし、今回も体重は同じくらいで出せると思います。ゲートやスタート後の行き脚がポイントになりますが、東京に舞台が替わるのはマイナスにはならないと思います。前走を使って馬に実が入ってしっかりした感じがあるのでいい競馬を期待したいです」とデキの上昇を伝えた。
京成杯Vのダノンデサイルは皐月賞で競走除外となったが、しっかり立て直し、3歳頂上決戦の舞台にまで来た。原口厩務員は「輸送は今までと変わらない感じで来られた。前回はああいうことがあったが、とりあえずここまで順調に来た。(同厩舎のピューロマジックが土曜の)葵Sを勝ったし、勢いをつけて臨めれば」と話した。
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