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《美浦》日本ダービー馬タスティエーラ(堀、牡3)は、Wコース3頭併せで6ハロン80秒9―11秒1の好時計をマークした。最内から力強い伸び脚を披露し、中ゴンバデカーブース(2歳OP)に1馬身、外サイルーン(2勝)に半馬身先着。ゴール前で追われて、しっかりと負荷をかけられた。「先週は抜け出して気を抜く面を見せていましたが、今週は集中して走れていました。息はできていますが、最後にモコモコした感じがあったので、そこが解消されればいいと思います」と堀調教師。
ジャパンC3着のスターズオンアース(高柳瑞、牝4)はWコースで直線に向いて仕掛けられ、ラスト1ハロン11秒4(6ハロン82秒6)の鋭さ。中リュクススティール(1勝)、外テリオスサラ(2歳1勝)に全く抵抗させず、それぞれ2馬身置き去りにした。高柳瑞調教師は「短期放牧を挟んで先週金曜(8日)に帰厩。今の時点で疲れも感じないですね。1週前は(調教で)乗り慣れた杉原騎手に乗ってもらい、いろいろ確認。中3週なので大きく求めることはせず、予定通りの時計。右回りでモタれることもなかった」と話した。