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2月5日の東京9R・ゆりかもめ賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル)は、1番人気でクリストフ・ルメール騎手とコンビを組んだスキルヴィング(牡、美浦・木村哲也厩舎)が後方追走から楽々と抜け出して完勝。オープン入りを決めた。タイムは2分24秒8(良)。
3馬身差の2着は最後方から追い込んだサヴォーナ(5番人気)。さらに1馬身差の3着には3番手から伸びたミヤビ(2番人気)が入った。
◆C・ルメール騎手(1着 スキルヴィング)「スタートは遅かったですが、だんだんハミを取ってくれて、長い脚で加速してくれました。スタミナも能力もあるし楽しみですね。キタサンブラックの子なので、まだ伸びしろがあると思います」
◆木村哲也調教師(同)「スタートは意識して修正しているつもりなのですが、そこは課題ですね。馬に勝たせてもらいました。走らせすぎて逆に心配ですね。いろいろ課題はありますし、空白部分を埋めていって、一つずつ段階を上げていきたいです」
レースは外からフォーサイドナインが気合をつけて先行策。ウェイビーが2番手につけて、離れた3番手をミヤビ、ラスハンメルが追走した。断然人気のスキルヴィングは最後方でサヴォーナと併走する形。よどみない流れで直線に向かうと、3番手からミヤビが抜け出しを図る。しかし、外からスキルヴィングが抜群の手応えで迫ると、あっさりとかわして先頭へ。そのまま後続を突き放し、イクイノックスと同じ木村厩舎・父キタサンブラックの素質馬が堂々の連勝でオープン入りを果たした。
スキルヴィングは、父キタサンブラック、母ロスヴァイセ、母の父シンボリクリスエスという血統。通算成績は3戦2勝となった。
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