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9月26日の中京11Rで行われた菊花賞トライアル・第69回神戸新聞杯(3歳オープン、牡・牝、GII、芝2200メートル、馬齢、10頭立て、1着賞金=5400万円)は、吉田隼人騎手騎乗で2番人気に支持されたステラヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎)が、後方待機策から直線では馬場の内めに進路をとって末脚を伸ばし快勝。断然人気のダービー馬シャフリヤールが伸びあぐね4着に敗れる中、不良馬場をものともせずに差し切り勝ちを収め、春2冠惜敗の鬱憤を晴らすとともに重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは2分18秒0(不良)。
半馬身差の2着に中団後ろめから伸びた5番人気のレッドジェネシス、さらに3馬身遅れた3着には2番手追走からじわじわ脚を伸ばした8番人気のモンテディオが入った。なお、この上位3頭までに菊花賞(10月24日、阪神、GI、芝3000メートル)への優先出走権が与えられた。
◆吉田隼人騎手(1着 ステラヴェローチェ)「こういう馬場(不良)ですし、最後はバテバテになりましたが、よくかわしてくれました。前半から馬場を意識して、力のある馬がいたので、どっちを通るか意識して見ていました。成長してくれましたが、馬場がステラヴェローチェに向いたのが大きいです。どんな馬場でもダービー馬相手に頑張れる馬になってほしいです。全体的に緩さは残りますが、体つきがゴツくなりました。ゲートで子供っぽさがあるので、まだまだ勉強するところはあります。無事に前哨戦を勝ってくれましたし、どんな馬でも『やってやる』と感じで挑みたいです」
神戸新聞杯を勝ったステラヴェローチェは、父バゴ、母オーマイベイビー、母の父ディープインパクトという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は大野剛嗣。通算成績は7戦3勝。重賞は20年のサウジアラビアRC(GIII)に次いで2勝目。神戸新聞杯は、須貝尚介調教師は12年のゴールドシップに次いで2勝目、吉田隼人騎手は初勝利。
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6月23日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 91816 |