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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は小倉大賞典・データ分析 をお届けします!
【ハンデ】
2011年以降の1~3着延べ30頭の負担重量を検証すると、52キロから58キロの間で収まっている。一方で、54キロ以下の好走は当該距離で1着経験があった馬のみ。芝1800mの勝ち鞍がない軽ハンデ馬が上位争いに食い込むのは難しい。
【前走使用距離】
2011年以降の3着以内延べ30頭の前走使用距離をみると、1600mから2500mまでの範囲。ただし、当レースと同距離である1800m組の好走は関西馬のみ。関東馬を選ぶ際は、距離変更組を優先したい。
【前走人気】
前走の人気については、G1が12番人気以内、G2・G3は10番人気以内、非重賞の場合は8番人気以内が目安。2011年以降の2着以内全馬がこの条件をクリアしていた。
【小倉芝実績】
2011年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、20頭には小倉の芝競走で3着以内の好走歴があった。残りの10頭はいずれも小倉芝は未経験。小倉芝に出走歴がありながら、複勝圏内に入った経験がない馬は苦戦を強いられている。
【休養明け】
2011年以降の2着以内20頭のうち、18頭は前年の12月以降に1戦以上を消化していた。例外の2頭はともに前走重賞3着以内。前走が前年の11月以前の非重賞戦だった馬や、前走が前年の11月以前で4着以下に敗れていた馬は過信禁物とみるべきだろう。
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、カデナ、コスモカレンドゥラ、パンサラッサ、ヒンドゥタイムズ、ボッケリーニ、ヴァンランディの6頭。トップはボッケリーニとする。近10回、前走芝2000mの重賞勝利馬は【1.0.0.0】。本馬自身、小倉の芝1800mで2戦2連対の良績を残していることも加点材料だ。
前年覇者という舞台適性の高さを評価して、カデナを2番手に。ほか、登録段階では抽選対象のヴァンランディ、除外対象で回避馬待ちのコスモカレンドゥラ、パンサラッサ、ヒンドゥタイムズらも出走が叶うようであれば、マークを怠れない。
<注目馬>
ボッケリーニ カデナ ヴァンランディ コスモカレンドゥラ パンサラッサ ヒンドゥタイムズ
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