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毎年のようにG1並みの豪華メンバーが揃う真夏の頂上決戦。G2昇格初年度の第33回(1997年)を名牝エアグルーヴが制し、翌年の第34回を連覇。第35回(1999年)のセイウンスカイ、第38回(2002年)のテイエムオーシャン、第40回(2004年)のファインモーション、第43回(2007年)のフサイチパンドラ、第50回(2014年)のハープスターなど、G1馬による勝利は枚挙にいとまがなく、特に牝馬が圧倒的な存在感を誇っている。第52回(2016年)の勝ち馬ネオリアリズムは、ここをステップに大きく飛躍し、翌年の香港のクイーンエリザベス2世カップを制して海外G1馬となった。
1965年にハンデ重賞として創設。舞台は左回りの札幌砂2000mだった。1969年にトラックをダートに変更。1975年に右回りとなり、グレード制が導入された1984年にG3に格付けされた。1990年、前年に新設された芝コース(2000m)に舞台を移設。現在に至っている。1997年にハンデ戦から別定戦に変わり、G2に昇格。実力馬の参戦を促す観点で2006年に定量戦となった。2006年に「サマー2000シリーズ」に指定。シリーズ優勝を目指す夏馬や、秋のG1路線を見据えたトップホースが一堂に会すレースで、「スーパーG2」とも言われる。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第59回 |
2023年8月20日
札幌
芝2000m
|
プログノーシス
栗
牡5 川田将雅
中内田充
|
第58回 |
2022年8月21日
札幌
芝2000m
|
ジャックドール
栗
牡4 藤岡佑介
藤岡健一
|
第57回 |
2021年8月22日
札幌
芝2000m
|
ソダシ
栗
牝3 吉田隼人
須貝尚介
|
第56回 |
2020年8月23日
札幌
芝2000m
|
ノームコア
美
牝5 横山典弘
萩原清
|
第55回 |
2019年8月18日
札幌
芝2000m
|
ブラストワンピース
美
牡4 川田将雅
大竹正博
|
第54回 |
2018年8月19日
札幌
芝2000m
|
サングレーザー
栗
牡4 福永祐一
浅見秀一
|
第53回 |
2017年8月20日
札幌
芝2000m
|
サクラアンプルール
美
牡6 蛯名正義
金成貴史
|
第52回 |
2016年8月21日
札幌
芝2000m
|
ネオリアリズム
美
牡5 C.ルメール
堀宣行
|
第51回 |
2015年8月23日
札幌
芝2000m
|
ディサイファ
美
牡6 四位洋文
小島太
|
第50回 |
2014年8月24日
札幌
芝2000m
|
ハープスター
栗
牝3 川田将雅
松田博資
|
第49回 |
2013年8月18日
函館
芝2000m
|
トウケイヘイロー
栗
牡4 武豊
清水久詞
|
第48回 |
2012年8月19日
札幌
芝2000m
|
フミノイマージン
栗
牝6 太宰啓介
本田優
|
第47回 |
2011年8月21日
札幌
芝2000m
|
トーセンジョーダン
栗
牡5 福永祐一
池江泰寿
|
第46回 |
2010年8月22日
札幌
芝2000m
|
アーネストリー
栗
牡5 佐藤哲三
佐々木晶
|
第45回 |
2009年8月23日
札幌
芝2000m
|
ヤマニンキングリー
栗
牡4 柴山雄一
河内洋
|
第44回 |
2008年8月24日
札幌
芝2000m
|
タスカータソルテ
栗
牡4 横山典弘
藤原英昭
|
第43回 |
2007年9月2日
札幌
芝2000m
|
フサイチパンドラ
栗
牝4 藤田伸二
白井寿昭
|
第42回 |
2006年8月20日
札幌
芝2000m
|
アドマイヤムーン
栗
牡3 武豊
松田博資
|
第41回 |
2005年8月21日
札幌
芝2000m
|
ヘヴンリーロマンス
栗
牝5 松永幹夫
山本正司
|
第40回 |
2004年8月22日
札幌
芝2000m
|
ファインモーション
栗
牝5 武豊
伊藤雄二
|
第39回 |
2003年8月24日
札幌
芝2000m
|
サクラプレジデント
美
牡3 武豊
小島太
|
第38回 |
2002年8月18日
札幌
芝2000m
|
テイエムオーシャン
栗
牝4 本田優
西浦勝一
|
第37回 |
2001年8月19日
札幌
芝2000m
|
エアエミネム
栗
牡3 蛯名正義
伊藤雄二
|
第36回 |
2000年8月20日
札幌
芝2000m
|
ダイワカーリアン
美
牡7 田面木博公
二ノ宮敬
|
第35回 |
1999年8月22日
札幌
芝2000m
|
セイウンスカイ
美
牡4 横山典弘
保田一隆
|
第34回 |
1998年8月23日
札幌
芝2000m
|
エアグルーヴ
栗
牝5 武豊
伊藤雄二
|
第33回 |
1997年8月17日
札幌
芝2000m
|
エアグルーヴ
栗
牝4 武豊
伊藤雄二
|
第32回 |
1996年6月30日
札幌
芝2000m
|
マーベラスサンデー
栗
牡4 武豊
大沢真
|
第31回 |
1995年7月2日
札幌
芝2000m
|
スーパープレイ
栗
牡5 藤田伸二
橋本寿正
|
第30回 |
1994年7月3日
札幌
芝2000m
|
ホクトベガ
美
牝4 加藤和宏
中野隆良
|
第29回 |
1993年7月4日
札幌
芝2000m
|
ナリタチカラ
栗
牡5 武豊
大久保正
|
第28回 |
1992年7月5日
札幌
芝2000m
|
サンエイサンキュー
美
牝3 田原成貴
佐藤勝美
|
第27回 |
1991年6月30日
札幌
芝2000m
|
メジロパーマー
栗
牡4 松永幹夫
大久保正
|
第26回 |
1990年7月1日
札幌
芝2000m
|
グレートモンテ
栗
牡5 猿橋重利
高橋成忠
|
第25回 |
1989年7月2日
札幌
ダ1700m
|
ダイナレター
美
牡5 杉浦宏昭
二本柳俊
|
第24回 |
1988年7月3日
札幌
ダ2000m
|
コバノリッチ
美
牡5 柴田政人
阿部新生
|
第23回 |
1987年7月5日
札幌
ダ2000m
|
フォスタームサシ
美
牡5 関口睦介
佐藤勝美
|
第22回 |
1986年6月29日
札幌
ダ2000m
|
ライフタテヤマ
栗
牡4 猿橋重利
安田伊佐
|
第1~14回は7月から9月の間で定まらなかったが、第15~32回は6月下旬~7月上旬で固定。第33回以降は8月中旬に行われている(2007年の第43回は馬インフルエンザ発生の影響を受け9月上旬に繰り下げて開催)。
3歳以上馬が出走可能(ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可)。負担重量規定は、第1~32回がハンデキャップ、第33~41回が別定、第42回以降が定量。斤量は3歳54kg、4歳以上57kg(それぞれ牝馬は2kg減)。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた(4歳以上58kg、牝馬2kg減)。コースは第1~4回が札幌砂2000m、第5~24回が札幌ダ2000m、第25回が札幌ダ1700m、第26回以降が札幌芝2000m(第49回は函館芝2000m)。2006年に「サマー2000シリーズ」に指定。外国産馬は1975年から、地方競馬所属馬は1997年から、外国調教馬は2009年からそれぞれ出走可能となった。
1965年 | レース創設。札幌砂2000mで第1回施行 |
1969年 | コースをダ2000mに変更 |
1975年 | 左回りから右回りに変更。混合競走となり外国産馬の出走が可能に |
1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
1990年 | コースを芝2000mに変更 |
1997年 | G2に昇格。負担重量規定をハンデキャップから別定に変更。指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に |
2006年 | 負担重量規定を別定から定量に変更。サマー2000シリーズに指定 |
2009年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に |
2013年 | 函館芝2000mで施行 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |