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鋭い瞬発力に助っ人がゾッコンだ。ダッシングブレイズは東京マイルでデビュー戦を勝ち、同じくマイルの前走・こうやまき賞でハナ差2着と勝ち負けした。重賞初挑戦の手綱を取るのはクリスチャン・デムーロ。開幕週に3勝をあげ、リーディング3位と好発進を決めている。
8日のCWコースでの3頭併せで初めてコンタクトを取り、ラスト1F11秒9と抜群の切れ味をみせた。
「トレーナーからは8~9分程度でという指示だったが、直線はずっと楽な手応えだった。いい馬だね。フレッシュ(元気)だし、瞬発力はセールスポイントになる」。併走パートナーを寄せ付けなかった切れ味に、22歳のハートが弾んだ。
短期免許は3月1日まで。目標は「リーディングトップで帰国」、そして「ドバイワールドCで手綱を任せてもらえるコンビを探す」と実に意欲的だ。先週の中山金杯は勝てなかったものの、皐月賞馬ロゴタイプを復活の2着へと導いた若武者が、今週のGIIIでも貪欲に勝利を目指す。(夕刊フジ)
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