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ステイゴールド牡馬3強vsディープ最強牝馬、という構図だった宝塚記念。牡馬に良駒を出すステイゴールドと、現在のところ牝馬のGI勝ちが多いディープインパクト。実に興味深く思っていただけに、オルフェーヴルの回避は残念だが、いずれにしても本命はフェノーメノと決めていた。
オルフェやゴールドシップのステイゴールド×メジロマックイーンが、馬産地にも経験のないようなニックス配合であることは論をまたないが、フェノーメノの母父デインヒルも世界的に枝葉を広げる大種牡馬。血の威力は十分と言っていい。ステイゴールド産駒はコーナー4つの2000メートルを得意としている。コーナー4つでスピードの持続力が問われる2200メートルという距離は、父ステイ、母父デインヒルにもピッタリだろう。
同じ父のゴールドシップが対抗。前走にはガッカリしたが、あんな破天荒な競馬がいつもいつも決まるほど競馬は甘くない。ただ、やはり最後の底力が問われる2200メートルという距離は前走以上に合うはずだ。
切れ味重視のディープインパクト産駒は舞台適性でステイゴールドに劣る。しかし▲ジェンティルドンナはそんなスケールを超えた1頭だ。
買えるのはこの3頭だけだろう。馬単◎→◯▲、3連単◎◯▲、◎▲◯に絞れば儲けが出るか。(アサカ・リョウ)
(夕刊フジ)
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