＜美浦トレセン＞

大阪杯でタイム差なし２着のスターズオンアース。前走から中５週という短いスパンでの出走はオークス以来となるが、「いつもと同じで変化のない馬。順調と言うほかないが、前走と比べて体調は少しアップして、古馬になってたくましくなったのは確か」と高柳瑞調教師は順調さと成長を感じている。久々のマイルに関しても「コーナーが少ない東京なら戸惑いなく、レースはしやすいと思います」と問題なしの構えだ。

ソングラインは安田記念Ｖ、ＮＨＫマイルＣ２着があり、メンバー屈指の舞台実績を誇る。「前回の反省を生かして、追い切り以外でももう一段踏み込んだ調整をしていて、馬もそれに応えてくれています」と林調教師。「相手も強いですが、ソングラインも強い馬だと思っています。何とかもう一つ大きなタイトルを取りたいです」と意気込んでいる。

重賞で惜敗が続くクリノプレミアム。伊藤伸調教師は「気性的にスイッチが入りやすく、前走もそうでした。上手に壁を作れて、道中での微調整が利けば。マイル戦はベストで、府中のこの舞台は問題ありません」とあとひと押しを期待。

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