競馬の控除率は25%と非常に高い。それ故、人は「番組表の設計から勝ち馬を探る」といった特異な方法に魅せられたりもするわけですが、やがて、その方法が、その方法の批判するタイム理論や血統理論等と何ら変わらない与太話であることに気付き愕然とする。相撲というのは、元来、天皇が文人に詩を作らせるために行った余興でした。ですから、競馬もそれ同様、いかに読み物として面白い予想なり回顧が書けるかが重要であって、そういった人にこそ、世界でも類を見ない私の作品を読んで、新たな競馬への扉を開いてもらえればと考えています。
以上が私の予想に対する基本姿勢なので、私のスタイルは、敢えて言うなら、高本公夫氏や井崎脩五郎氏に代表される“サイン読み”という...
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