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第30回香港カップ(GI、3歳以上、芝・右2000メートル、定量、1着賞金1425万香港ドル=約2億1375万円)連覇を狙ったエイシンヒカリのラストランは、10着で終戦。それでも、果敢に逃げて見せ場を作った武豊騎手は、すがすがしい表情だった。
「枠順(1番)が出てから迷いはなかった。思い通り、彼らしいレースはできました。一か八かのタイプで特大ホームランを狙っていきましたが、三振でしたね」
スタートを決めて先手を奪い、後続を大きく離して直線へ。残り100メートル手前でモーリスに捕まって力尽きた。レース前には額の馬具が切れてパドックで放馬。最後まで個性的な面を見せ、坂口調教師も「自分の競馬はできたけどね」とその走りを振り返った。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬入り。モーリスとの次なる戦いに臨む。
◆スミヨン騎手(ステファノス3着) 「モーリスという偉大なチャンピオンには敗れましたが、先行して力は出し切れたと思います。3着という結果にも満足しています」
◆ボウマン騎手(ラブリーデイ4着) 「パーフェクトライド、パーフェクトレース。ただ、モーリスが強かった。馬はすごく頑張った」
◆Mデムーロ騎手(クイーンズリング9着) 「メンバーが強かったし、外枠も難しかったです」
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うまじく
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