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サマースプリント王者アレスバローズが、巻き返しへ態勢を整えてきた。
夏はCBC賞と北九州記念を連勝して、文句なしで王座に就いた。秋もスプリンターズSでの飛躍が見込まれたが、よもやの14着。「稍重の発表以上に馬場が悪くて脚を取られていた」(角田調教師)と末脚不発のまま終わってしまった。
そこから間隔を空け立て直し、いきなり能力を発揮できる状態。「今年に入ってから精神面が成長して、レースで折り合いがつくようになった。それがラストの切れ味につながっているね。けいこの動きには満足しているし、デキはいい。GIの前走も力負けじゃない」と、トレーナーの口調も力強い。
なぜか京都では4戦して馬券圏内ゼロだが、4走前の鞍馬S(5着)では最速の末脚(3F32秒4!)を発揮。心身ともに完成した今なら差し切れる。
“究極の3連単”はアレスを1着に固定。キーンランドC2着のダノンスマッシュを2、3着に据えた12点で勝負する。(夕刊フジ)
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