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失意に終わった春から心機一転、シングウィズジョイがベストの舞台でGIホースを蹴散らす。
サンスポ賞フローラSを制して臨んだオークスはまさかの最下位。堅実派らしからぬ大敗だったが、「ずっと使っていて目に見えない疲れがあった」と友道調教師。2月から5戦目となれば、確かにガス欠を起こしても不思議なかった。
今回は4カ月のリフレッシュ明けで心身とも充実。16日の坂路では4F51秒3、ラスト1F12秒3の猛時計を叩き出した。「まったく無理せずにこのタイム。休ませて疲れが抜けたようだ。何より、今回はベストの阪神1800メートルだからね」と自信ありげだ。
3走前の君子蘭賞勝ちは、2着マキシマムドパリ(フローラS3着)、3着ナムラアン(白百合S2着)といった骨っぽい相手を完封したもの。開幕2週目の絶好馬場なら、まだまだ前は止まらない。好位からの積極策で押し切る。
(夕刊フジ)
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