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今年のダービーを勝ったレイデオロの全弟、レイエンダ(美・藤沢和、牡、父キングカメハメハ)が30日の札幌競馬5Rの新馬戦(芝1800メートル、7頭立て)を快勝した。タイム1分51秒4(良)。2着ラソワドールに1馬身1/4差をつけた。
ゴール前で観衆の拍手を浴びながら、ダービー馬の全弟が度肝を抜くデビュー勝ちを飾った。レイエンダが単勝1・2倍の支持にこたえ、前途洋々のスタートだ。
「勝ててよかった。直線の反応が速かったし、距離はもっと長くても大丈夫。来年のクラシックにいける馬です。チャンピオンになれるよ」
ルメール騎手からは絶賛の言葉しか出てこなかった。1コーナーで少しムキになる面をみせたが、馬の後ろに入れると落ち着いて、道中は最後方。3コーナー過ぎからほぼ馬なりで外から上がっていくと、直線もムチを使うことなく差し切った。上がり3ハロンはただ1頭だけ34秒台の34秒5だった。
「少しハミをかむところがあったけど、終始馬なりで、いい反応だったね。強い内容だった」
藤沢和調教師も満足そうに振り返った。今後は函館で調整するが、「間隔をあけるかも」と話す。今後、というよりも来年の春が早くも楽しみになってきた。
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ゴタンノオ
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