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今週のターゲットはヴィクトリアマイル。美浦からは東京サンスポの芳賀、藤沢両記者、栗東からは大阪サンスポの正木記者、関西競馬エイトの高橋賢トラックマンが参戦して、好調教馬をピックアップした。さて“女心”をきっちりとつかみ取るのは…。
正木 牝馬の調教を見るのはホンマに難しい。自分は“女心”がわかる方やと思ってるんやけど…。
高橋賢 最近の女性はしたたか。そんな観点からみれば、CWコースで3頭併せのディアデラマドレにグラッと…。前回のマイラーズCは年明け初戦で7着でしたが、上がり3ハロンは究極の31秒9。レース後は上昇カーブを描いており、攻め馬では闘争心を見せて、四肢の回転力も上々。水曜の追い切りもゴール前でグイッと最先着して、6ハロン84秒5-12秒1を馬なりで計時してきました。
正木 オレは坂路のレッドリヴェールの“美脚”にひかれた。前走時に24キロ増とボリュームアップした体を維持して、ラスト1ハロン12秒3(4ハロン52秒6)を伸びやかな脚取りでマーク。調教評価『S』のスマートレイアーに劣らん動きやったで。
芳賀 今週こそ美浦の馬でしょ。
正木 先週のNHKマイルCもそう言うてて、勝ったんは栗東のクラリティスカイやったやないか!
藤沢 さすがに今週はヌーヴォレコルトでしょう。先週、今週と抜群の気配と動きで『S』評価。数字以上に馬体を大きく見せ、ラストの伸びも実にシャープでした。あとスイートサルサもフットワークが軽快で毛づやも良好。実績ある東京なら要注意ですね。
芳賀 木曜日追いのカフェブリリアントは攻めの動きも充実していて、以前とはまるで別馬。今ならGIでも通用しそう。究極の穴ならウエスタンメルシー。とにかく反応が抜群で内田騎手も「(亡くなった)後藤の忘れ形見だから頑張るよ」と燃えていました。
高橋賢 最後にストレイトガールを。前走はスプリントGIも意識してか、レース当週は坂路追い。今回は1週前も今週もCWコースのトラック調教で本来の調整に戻して気配上々。6歳馬を侮ってはいけませんよ!
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