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10週にわたった新潟開催が終わり、東京競馬がスタートする。開幕週の日曜メーンはGII毎日王冠(芝1800メートル)。天皇賞・秋(11月2日、東京、GI、芝2000メートル)の最重要ステップレースで、注目されるのは昨年の皐月賞馬ロゴタイプだ。勝ちきれない競馬が続いているが、ドバイ遠征帰りの札幌記念を叩かれて、気配は上昇している。
昨年の皐月賞馬ロゴタイプが復活をかけて毎日王冠に出走する。
朝日杯フューチュリティSと皐月賞のGI2レースを制した実力馬だが、ダービー以降5連敗中。しかも前走の札幌記念は8着と、日本では初めて掲示板を外してしまった。田中剛調教師は「ドバイから帰国初戦で、仕上がりは悪くなかったが、久々で気負ってしまった」と敗因を分析。1コーナー手前で頭を上げて行きたがる様子を見せた上に、ハイペースで逃げるトウケイヘイローを2番手で追走し、早めにハープスターとゴールドシップにまくられるという厳しい展開になった。
その後はこのレースを目標に調整。休み明けを1戦した効果で落ち着きが出てきた。2日に美浦Wコースで行われた1週前追い切りでは、初コンビを組む三浦騎手が騎乗。直線で一杯に追われ、6ハロン83秒5、3ハロン38秒8-12秒4をマークし、外のオウケンブラック(1000万下)に1馬身半先着して良化を示した。
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