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ジェルミナルが栗東坂路で4ハロン51秒9の好タイムを叩き出し、秋初戦へ豪快デモだ。
「動き自体は悪くなかったね。ここが目一杯の仕上げではないけど、普通に走ってくれたらいいよ」。手綱を取った福永騎手が好感触を伝える。馬場の中央をスムーズに加速。そして、ラスト1ハロンで左ステッキでゴーサインを出す。フィニッシュは12秒8。藤原英調教師も目を細めた。「かなりしっかりしてきた。春に比べても、心身ともに成長しているからね」と力強くうなずいた。
春2冠はともに3着。今回は2冠牝馬ブエナビスタが不在だが、先着を許しているレッドディザイアが出走。本番は秋華賞(10月18日、京都、GI、芝2000メートル)だが、前哨戦での対決も見ものだ。