《栗東》　若駒Ｓを取り消したあと休養に入り、３カ月半ぶりになるアトム（池江、牡）は、ＣＷコースの３頭併せで最先着した。タイムは強めに追われて６ハロン８２秒３－１１秒７。川田騎手は「動きはしっかりしていました。取り消しの影響は感じないですね。（初めての）左回りは気になりませんし、距離もマイルがベストだと思っています」と力を込めた。

　桜花賞４着ホウライアキコ（南井、牝）は坂路で単走。ゴール前で仕掛けられ、ラスト１ハロン１２秒１（４ハロン５４秒０）とシャープな伸びを見せた。「動きはいい。桜花賞の後はさすがに疲れたけど、今は体も戻ってきた。来週は金曜日に輸送する予定です」と南井調教師。

　ファルコンＳ２着サトノルパン（村山、牡）は、坂路で一杯に追われて４ハロン５３秒８。メモリアルイヤー（ＯＰ）と併入した。「手応えほど伸びなかったけど、併せ馬でしっかりやれたのはよかった。上積みはありそう」と村山調教師。

　マーガレットＳを制したダンツキャンサー（谷、牝）は坂路で単走。４ハロン５２秒６をマークした。「この（重い）馬場でこれだけ動けたら上等。本番ではハナを主張するよ」と谷調教師は逃げ宣言。

　桜花賞６着アドマイヤビジン（梅田智、牝）はＤＰコースで単走。馬なりで５ハロン６７秒６をマークした。「テンションが高くなっているので、負荷をかけずにサラッとやった。牡馬相手だが、直線が長いのはいい」と梅田智調教師は前向きだった。

　《美浦》　ニュージーランドＴ２着ショウナンワダチ（大竹、牡）は、北村宏騎手を背にＷコース５ハロン６６秒４－１２秒５。ルミニズム（３歳５００万下）に３馬身先着した。「１週間の放牧を挟んだので、手加減せずにと指示しました。手前も替わりましたし（動きが）軽かった」と大竹調教師。

　

この記事はいかがでしたか？

 (0)