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中山開催最終日26日のメーンはGIIアメリカジョッキークラブカップ(芝2200メートル)。近年では2007年マツリダゴッホ、11年トーセンジョーダン、12年ルーラーシップがこのレースを勝ってGIホースへと成長した。昨秋、同じ舞台の産経賞オールカマーで重賞初制覇を飾ったヴェルデグリーンもこのGIIを制し、14年をさらなる飛躍の年とする。
今年はGIを獲る! 明け6歳馬ヴェルデグリーンが、大いなる野望を胸に2014年のスタートを切る。舞台は昨秋、重賞初制覇を飾ったGII産経賞オールカマーと同じ中山芝2200メートルだけに、相沢調教師の言葉も力強い。
「得意の舞台だし、有馬記念とはメンバーが違うわけだから言い訳はできない」
前走の有馬記念は10着に敗れたが、内容は悪くなかった。オルフェーヴルをマークし、勝負どころの2周目3コーナーで相手が動くと同時にスパート。直線半ばで力尽きたが、「馬群の外を回って、オルフェーヴルと真っ向勝負をしたのだから仕方がない」と相沢師。2走前の天皇賞・秋(8着)を含め、昨秋のGIの経験は今後へ大きな糧になる。このアメリカジョッキークラブCも有馬記念で大敗した馬の巻き返しが目立つレースだ。