《栗東》桜花賞馬ジュエラー（藤岡）は、坂路でラスト１ハロン１２秒９（４ハロン５４秒８）。ラストを伸ばす形だったが、時計のかかる馬場状態を考えれば上等の数字だ。休み明けをひと叩きして、確実にデキは上向いていそう。藤岡調教師は「しっかりとやれたし、動きは良かった。ここまで順調にきている」と満足げ。久々のローズＳは１１着だったが、「前回の内容は悪くなかったし、上積みがないと困るよ」と続けた。

　紫苑Ｓ２着ヴィブロス（友道）は、坂路で４ハロン５３秒６－１ハロン１３秒２をマークして上昇気配。「馬場が悪かったので時計はこんなもの。前回で力をつけているのを再確認できたので…」と安田助手。

　ローズＳ３着カイザーバル（角居）はラストを強調するパターンで、坂路でラスト１ハロン１２秒８（４ハロン５５秒９）。「使って良くなっていますね。ピリッとしてきました。内回りの舞台はいいと思いますし、ペースも流れるでしょうから」と岸本助手は前向きな姿勢を見せた。

　レッドアヴァンセ（音無）は、坂路で４ハロン５３秒３－１ハロン１３秒６。音無調教師は「ローズＳは７、８分の仕上がり。体も増えて良くなっているし、今週も来週もサラッとでいい。京都の方が合っていそうなので」と語った。

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