コパノリチャード（栗・宮、牡）のレースぶりに注目が集まる。白梅賞を楽勝。父ダイワメジャー譲りのスピードは一級品で、今後、距離が延びた時に課題はありそうだが、マイルまでならば全く心配はいらない。芝の状態がいい開幕週も歓迎で、重賞初制覇を成し遂げそうだ。

　ラブリーデイ（栗・池江寿、牡）は朝日杯ＦＳ（７着）以来の実戦。前走はさすがに相手が強かったが、展開を考えれば悪くない内容だった。ＧＩＩＩで今回のメンバー構成ならば、上位にランクできる。

　カオスモス（栗・森、牡）も侮れない。前走のシンザン記念は勝ちに行ったぶん、最後に失速したが、４着と大崩れしていない。阪神のマイル戦では昨年暮れの千両賞でコパノリチャードを破っており、巻き返しの可能性は十分ある。

　デイリー杯２歳Ｓの勝ち馬テイエムイナズマ（栗・福島信、牡）は気難しさを出せずに、スムーズなレースができるかがポイントになる。

　実戦で経験を積みながら、地道に力を付けてきたサンガヴィーノ（栗・山内、牡）、デビュー戦の勝ちっぷりが良かったメイショウヤマホコ（栗・藤沢則、牡）も健闘が期待できそうだ。

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