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6月26日の阪神11Rで行われた第57回宝塚記念(3歳以上オープン、GI、芝2200メートル、17頭立て、1着賞金=1億5000万円)は、蛯名正義騎手騎乗の8番人気マリアライト(牝5歳、美浦・久保田貴士厩舎)が制し、2015年のエリザベス女王杯に次ぐGI・2勝目を挙げた。牝馬の優勝は1966年のエイトクラウン、2005年のスイープトウショウに次いで3頭目。タイムは2分12秒8(稍重)。
レースは2番人気キタサンブラックが逃げ、2番手にワンアンドオンリー。1番人気ドゥラメンテは後方4番手に控えた。キタサンブラックは直線に入ってからも内で粘ったが、中団の外から伸びてきたマリアライトがゴール前で差し切ってV。馬群をさばいて急追した1番人気ドゥラメンテがクビ差2着で、キタサンブラックはさらにハナ差の3着だった。
マリアライトは、父ディープインパクト、母クリソプレーズ、母の父エルコンドルパサーという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は17戦6勝。重賞は2勝目。宝塚記念は、久保田貴士調教師、蛯名正義騎手ともに初勝利。
◆蛯名正義騎手「今年で一番いいデキで、馬場も枠順も恵まれましたね。みっともないくらい(ガムシャラに)追いました。この馬の勝負根性を見せて、頑張ってくれましたね」
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