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重賞初Vへ気負いなし。500万下から準OPまで3連勝中のシュヴァルグランが、栗東CWコースでその充実ぶりをアピールした。
アドマイヤイバマの4馬身後方からゆったりスタート。半マイルで1馬身差に詰めて、4角で内へ。持ったまま直線で並びかけ、軽く気合が入ったゴール前でイバマを4馬身突き放した。6F83秒2、ラスト1F13秒8と時計は平凡だが、余力は十分すぎるほど。3歳秋からたくましさを増した馬体もしっかりと張りをキープする。
「83秒台は予定どおり。前走より具合はいいです」と津田助手。昨春の重賞は毎日杯で5着、京都新聞杯で8着だったが、“今なら”と友道調教師も手応え十分だ。
「まだヤンチャな面はあるけど、つくべきところに筋肉がつき、着実に地力を強化してきた。据え置きのハンデ54キロは想定内。この相手でも期待している」。3戦3勝と負け知らずの芝2400メートルで初の勲章を手にすれば、GIも含めて今後の視野がグンと広がる。(夕刊フジ)
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