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新学期が始まり忙しくなってきた。4月からガッツリ仕事に専念しているせいでこの記事も夜中に書いている始末…。こんなことを書くと同僚に怒られそうだが何年かぶりに超真剣に仕事をしている(笑)。
受験生にとって大事な夏休み。その夏休みに向け生徒の心に火をつけるべく「集会」を開いた。今日は一つ、受験の話をしよう。
大学であれ高校であれ、志望校合格を勝ち取るために必要な要素は4つしか無い。①目標(第一志望)を決めること②目標突破に必要な勉強の「量」「質」「計画」を知ること③自分の生活のリズムに合わせた“具体的な計画”を作ること④計画を“完全実施”すること、この4つだ。
そんなのあたり前なのだが、これをなかなか理解しない生徒が意外に多い。たとえば、志望校が決まったらガムシャラに勉強するのではなく、まず第一志望の大学の過去問を見て「最終最後に自分は何が出来れば良いか」を考えるのは当たりだが“第一志望が決まっている”と答えた生徒の半数が自分の志望校の過去問すら見ていない(笑)。敵がどんな姿か判らずに戦いの準備をすることは、ツチノコを捕まえようと当てずっぽうにヤブを棒で突くのと一緒だ、と話したら皆不思議そうな顔をしていた。喩えが悪かったかも知れない(笑)。
合格を掴み取る生徒には共通した特徴がある。「先生、◯◯をこぅしてあぁして…」と話しそれでスッキリして実行しない生徒は“落ちる”が、多くを語らず淡々とこなし「静かなる闘志」を燃やす生徒は“受かる”。前者には「話してスッキリしたらダメだ。やれ!」と言うがそういう生徒に限って2日と経たぬうちにまたやってくる(笑)。「先生、決めたんです…」と。
さて、静かなる闘志の生徒が強いのは受験だが静かな闘志が意味を持つのは競馬だ。そして今週土曜京都競馬場のメイン競走、京都新聞杯は「静かなる」金言が勝馬予想に繋がる。今週の金言を紹介しよう。
曰く「京都新聞杯は静かなる闘志の馬を」。
“静かなる思い”はゆきやなぎの花言葉。柳のように垂れ下がる枝に白く小さな花をつける、公園などでこの時期見る植物だ。京都新聞杯の前走にゆきやなぎ賞を選ぶ馬は多いがここで好走した馬が本番でも好走するケースが多い。たとえば昨年の勝馬サトノグランツはゆきやなぎ賞の勝馬だし一昨年3着のボルドグフーシュもこのレースの勝馬。更に2021年の勝馬レッドジェネシスもゆきやなぎ賞を勝っていて、同レースと京都新聞杯の関連は大きい。
ヴェローチェエラはゆきやなぎ賞2着。勝ったショウナンラプンタは青葉賞2着でダービーへの切符を掴みここには当然出走していないので実質この馬が最先着。静かなる思いをターフで爆発させる時が来た。
生徒・保護者向けの集会はこれまで何回もやってきたが、終わって拍手を頂いたのは今回が初めて(笑)。久々にヤル気になり“静かなる思い”を持って話をしたのがもしかしたら聴衆にも伝わったのかも知れない…。
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