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関西は阪神から京都へ舞台を移す。開幕週の21日には安田記念の前哨戦「第55回マイラーズC」が行われる。GIを狙う快速馬が顔をそろえており、絶好馬場のスピード勝負から目が離せない。
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コレペティトールは3勝クラスを勝って挑んだ京都金杯で重賞初制覇を飾った。メンバー最速の上がり3ハロン35秒3で伸びた快勝劇に、「いい勝ち方をしてくれた。ひばらが薄くなって幅が出てきたし、心身ともに噛み合ってきている」と中竹調教師は目を細める。メンバーは一気に強化され、前走から斤量は3キロ増えるが、コースのV歴は大きなアドバンテージだ。重賞連勝を決めて、GIへ駒を進めたい。
一昨年のマイルCS(阪神)を制したセリフォスは前走の香港マイルで7着だったが、間隔を空けて態勢を立て直している。1週前には栗東CWコースで7ハロン96秒2、ラスト1ハロン10秒9の好時計を叩き出した。
22年の当レース(阪神)を勝ったソウルラッシュは香港マイルで4着まで。昨年のマイルCSではクビ差の2着に好走しており、国内に戻って巻き返しを図る。(夕刊フジ)