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12月24日の中山11Rで行われた第68回有馬記念(3歳以上オープン、GI、芝2500メートル、定量、16頭立て、1着賞金=5億円)は、武豊騎手の2番人気ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が直線鋭く伸びて完全復活のGI3勝目を挙げた。タイムは2分30秒9(良)。
凱旋門賞帰りのスルーセブンシーズ(3番人気)は、序盤は後方追走も1周目の正面スタンド前では中団の位置へ。ややかかり気味の走りも影響したのか3~4コーナーで反応できず、直線伸びを欠き12着に敗れた。
◆池添謙一騎手「返し馬のフットワークは良かったが、宝塚記念に比べると気合乗りが良くて気負っている感じでうまく壁をつくれなかった。なかなかハミが抜けなかったし、内に入れたいときに張ってこられてしまいました。向こう正面辺りでハミは抜けたが、そこまで力んでしまったぶん厳しかった。距離も少し長い感じで2000メートルから2200メートルくらいが合っているのでは」