９月２４日の中山１１Ｒで行われた第６９回産経賞オールカマー（３歳以上オープン、別定、ＧⅡ、芝・外２２００メートル、１５頭立て、１着賞金＝６７００万円）は、クリストフ・ルメール騎手の４番人気ローシャムパーク（牡４歳、美浦・田中博康厩舎）が直線で抜群の伸び脚を見せて差し切り、函館記念に続く重賞連勝を飾った。タイムは２分１２秒０（良）。

競走中止の天皇賞・春以来、約５カ月ぶりの復帰戦となったタイトルホルダー（１番人気）は、好スタートを決め気分よくハナへ。マイペースの逃げに持ち込み、勝負どころから後続の馬たちが押し寄せるも譲らず、最後はローシャムパークに差し切られてしまったが、ＧⅠ馬の意地で他の馬たちには抜かせなかった。

◆横山和生騎手「正直、次を見据えての調教や過程でしたが、これだけの走りを見せてくれて本当に馬には頭の下がる思いです。この過程だったので、次を含めて楽しみしかないです。この先も頑張っていきたいです」

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