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暑熱対策のため札幌、新潟の2場開催となる今週、栗東の武幸四郎調教師(44)がダブル重賞制覇へ手応え十分だ。
アイビスSDのスティクス(牝5)は新潟〝千直〟3戦未勝利だが「今回は状態がいいときにやっといいところを使える。きれいな馬場で走らせたいタイプで開幕週なら条件的には絶好だし、レースでブリンカーを着ける効果も期待できる。ここは楽しみ」とトレーナー。不利な内目の④番枠から0秒6差5着に健闘した昨年以上の走りを見込む。
クイーンSのライトクオンタム(牝3)もクラシック2戦(桜花賞8着、オークス17着)からの反撃へ。「華奢な馬だから、こっちも開幕2週目の馬場が何よりと思って連れてきた。天気が持ってくれそうなだし、以前は非力でウッドチップで動けなかったのが、函館での追い切りでも馬場をしっかり捕えて走れていたみたいだから」と前向き。武豊騎手との兄弟タッグで父ディープインパクトの命日にVを届ける構えだ。晴れて厳しい暑さとなりそうな今週末、良馬場万歳!とターフを疾走する武幸勢にご注目あれ。