単勝１・３倍と圧倒的な１番人気のグランヴィノス（栗・友道、牡、父キタサンブラック）が初陣を飾った。道中はじっくり構え、メンバー最速の上がり３ハロン３３秒８をマークして差し切り。最後は流しながら後続に１馬身半差をつけた。川田騎手は「素質の高い馬が無事に初戦を終えられて、まずはそれが何よりです。内容も学びのある、先につながるレースができたので、順調に進んでいければと思います」とうなずいた。

半姉ヴィルシーナ、ヴィブロス、半兄シュヴァルグランと３頭のＧⅠウイナーがいる良血。その兄姉も所有した佐々木主浩オーナーは「期待していた馬です。中団で外に出て上がってきたところで大丈夫だと思いました。まだ成長もあるのでレースなどは友道先生に任せています。シュヴァルグランと比べても、現時点ではしっかりしていますね」と笑顔だった。

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