《美浦》高松宮記念勝ち馬キンシャサノキセキ（堀、牡７）は、ポリ単走で５ハロン６７秒５、終い１ハロン１３秒２。脚さばきは軽快で、セントウルＳを取り消した影響は感じられない。「動きはいいし、この程度では息が乱れることもありません。セントウルＳの段階で９割方はできていたので、維持していけばいいと思っています」と騎乗した橋本調教助手。高松宮記念からのぶっつけだが、「フレッシュな状態で使えると考えて、前向きにとらえていきます」と語った。

　アイビスＳＤ、キーンランドＣと連続２着のジェイケイセラヴィ（坂本、せ６）はＷ５ハロン６８秒３で、ジェイケイボストン（せ７、１６００万下）と併入。「やれば時計は出る馬ですが、リラックスしていい雰囲気」と坂本調教師。京成杯オータムＨ５着のサンカルロ（大久保洋、牡４）は坂路４ハロン５７秒４。「予定より時計１つ（１秒）遅かったが、来週ある程度やれば仕上がる」と大久保洋調教師。

　《栗東》函館ＳＳ、キーンランドＣを連勝してサマースプリント王者に輝いたワンカラット（藤岡健、牝４）は、ＣＷ単走で６ハロン８２秒８、３ハロン３８秒１－１１秒８。「動きは良かった。調整はうまく行っているし、前走時よりも体調はいい」と藤岡健調教師は力をこめた。

　昨年のＪＲＡ最優秀短距離馬でキーンランドＣ８着ローレルゲレイロ（昆、牡６）は、坂路４ハロン４９秒３の一番時計。「ラスト１ハロン１２秒台で来るようにとの指示だったが、前半で馬が行く気になったのでそのまま行かせた。動きは良かったし、１回使った上積みはある」と上籠調教助手。同４着ビービーガルダン（領家、牡６）はＣＷで単走。ラストをサッと伸ばす感じで５ハロン７１秒０、３ハロン４１秒７－１３秒３。「予定通りの調整。北海道から帰ってきた時の疲れも取れましたね。このまま行けばいつもの力を出せる状態になります」と鳴海調教助手。

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