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ハクチカラ、スピードシンボリ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、シンボリルドルフ、ミホシンザンら往年の名馬が制している格式高い重賞レース。現在は関東圏における天皇賞(春)の主要前哨戦としても定着している。近年の勝ち馬では、第61回(2013年)のフェノーメノ、第70回(2022年)のタイトルホルダーが、こことの連勝で春の盾を手中に収めた。また、第41回(1993年)のライスシャワー、第47回(1999年)のセイウンスカイなど、チャンピオンクラスが貫禄勝ちを収める一方で、断然人気が敗れて大波乱になる年も少なくない。第46回(1998年)は、障害帰り、12頭立て最低人気、単勝オッズで355.7倍を付けたテンジンショウグンの勝利に多くの競馬ファンが唖然とするばかりか、馬連では現在も破られていない重賞における最高配当が誕生する結果となった。
1953年に「日本経済賞」の競走名で創設され、1979年に「日経賞」に改称。施行距離は何度か変更されたのちに、1967年から現行の中山芝2500mを舞台に行われている。1984年のグレード制導入時にはG2の格が付され、転々としていた開催時期も3月下旬~4月中旬で定着。これによって天皇賞(春)を目指す馬にとっては前哨戦としての意義が大きくなった。なお、ステップレースではあるものの、すでに天皇賞(春)のタイトルを獲得している実績馬が参戦し、勝利するケースが目立つ傾向にある。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第72回![]() |
2024年3月23日
中山
芝2500m
|
シュトルーヴェ
美
セ5 鮫島克駿
堀宣行
|
第71回![]() |
2023年3月25日
中山
芝2500m
|
タイトルホルダー
美
牡5 横山和生
栗田徹
|
第70回![]() |
2022年3月26日
中山
芝2500m
|
タイトルホルダー
美
牡4 横山和生
栗田徹
|
第69回![]() |
2021年3月27日
中山
芝2500m
|
ウインマリリン
美
牝4 横山武史
手塚貴久
|
第68回![]() |
2020年3月28日
中山
芝2500m
|
ミッキースワロー
美
牡6 横山典弘
菊沢隆徳
|
第67回![]() |
2019年3月23日
中山
芝2500m
|
メイショウテッコン
栗
牡4 武豊
高橋義忠
|
第66回![]() |
2018年3月24日
中山
芝2500m
|
ガンコ
栗
牡5 藤岡佑介
松元茂樹
|
第65回![]() |
2017年3月25日
中山
芝2500m
|
シャケトラ
栗
牡4 田辺裕信
角居勝彦
|
第64回![]() |
2016年3月26日
中山
芝2500m
|
ゴールドアクター
美
牡5 吉田隼人
中川公成
|
第63回![]() |
2015年3月28日
中山
芝2500m
|
アドマイヤデウス
栗
牡4 岩田康誠
橋田満
|
第62回![]() |
2014年3月29日
中山
芝2500m
|
ウインバリアシオン
栗
牡6 岩田康誠
松永昌博
|
第61回![]() |
2013年3月23日
中山
芝2500m
|
フェノーメノ
美
牡4 蛯名正義
戸田博文
|
第60回![]() |
2012年3月24日
中山
芝2500m
|
ネコパンチ
美
牡6 江田照男
星野忍
|
第59回![]() |
2011年4月2日
阪神
芝2400m
|
トゥザグローリー
栗
牡4 福永祐一
池江泰寿
|
第58回![]() |
2010年3月27日
中山
芝2500m
|
マイネルキッツ
美
牡7 松岡正海
国枝栄
|
第57回![]() |
2009年3月28日
中山
芝2500m
|
アルナスライン
栗
牡5 蛯名正義
松元茂樹
|
第56回![]() |
2008年3月29日
中山
芝2500m
|
マツリダゴッホ
美
牡5 蛯名正義
国枝栄
|
第55回![]() |
2007年3月24日
中山
芝2500m
|
ネヴァブション
美
牡4 北村宏司
伊藤正徳
|
第54回![]() |
2006年3月25日
中山
芝2500m
|
リンカーン
栗
牡6 横山典弘
音無秀孝
|
第53回![]() |
2005年3月26日
中山
芝2500m
|
ユキノサンロイヤル
美
牡8 小野次郎
増沢末夫
|
第52回![]() |
2004年3月27日
中山
芝2500m
|
ウインジェネラーレ
美
牡4 蛯名正義
国枝栄
|
第51回![]() |
2003年3月29日
中山
芝2500m
|
イングランディーレ
美
牡4 小林淳一
清水美波
|
第50回![]() |
2002年3月23日
中山
芝2500m
|
アクティブバイオ
栗
牡5 後藤浩輝
崎山博樹
|
第49回![]() |
2001年3月24日
中山
芝2500m
|
メイショウドトウ
栗
牡5 安田康彦
安田伊佐
|
第48回![]() |
2000年3月26日
中山
芝2500m
|
レオリュウホウ
美
牡5 菊沢隆徳
杉浦宏昭
|
第47回![]() |
1999年3月28日
中山
芝2500m
|
セイウンスカイ
美
牡4 横山典弘
保田一隆
|
第46回![]() |
1998年3月29日
中山
芝2500m
|
テンジンショウグン
美
牡8 江田照男
矢野照正
|
第45回![]() |
1997年3月23日
中山
芝2500m
|
ローゼンカバリー
美
牡4 横山典弘
鈴木康弘
|
第44回![]() |
1996年3月17日
中山
芝2500m
|
ホッカイルソー
美
牡4 蛯名正義
田中清隆
|
第43回![]() |
1995年3月19日
中山
芝2500m
|
インターライナー
美
牡4 横山典弘
柄崎孝
|
第42回![]() |
1994年3月20日
中山
芝2500m
|
ステージチャンプ
美
牡4 岡部幸雄
矢野進
|
第41回![]() |
1993年3月21日
中山
芝2500m
|
ライスシャワー
美
牡4 的場均
飯塚好次
|
第40回![]() |
1992年3月22日
中山
芝2500m
|
メジロライアン
美
牡5 横山典弘
奥平真治
|
第39回![]() |
1991年3月31日
中山
芝2500m
|
キリサンシー
美
牡6 田中勝春
西塚安夫
|
第38回![]() |
1990年4月1日
中山
芝2500m
|
オースミシャダイ
栗
牡4 河内洋
武邦彦
|
第37回![]() |
1989年4月2日
中山
芝2500m
|
ランニングフリー
美
牡6 菅原泰夫
本郷一彦
|
第36回![]() |
1988年4月3日
東京
芝2500m
|
メジロフルマー
美
牝4 田村正光
奥平真治
|
第35回![]() |
1987年4月5日
中山
芝2500m
|
ミホシンザン
美
牡5 柴田政人
田中朋次
|
第34回![]() |
1986年3月30日
中山
芝2500m
|
チェスナットバレー
美
牡5 郷原洋行
奥平真治
|
第1~15回(1953~1967年)は6月下旬~7月上旬。第16~19回(1968~1971年)は5月下旬~6月下旬で転々と開催。第20~27回(1972~1979年)は6月下旬~7月上旬。第28回(1980年)は3月30日。第29~31回(1981~1983年)は5月中旬。第32回(1984年)以降は原則として3月下旬~4月上旬に開催されている。なお、第59回(2011年)は東日本大震災の影響にともない4月2日に順延して開催された。
施行場所:中山芝2500m(右回り) 出走資格:4歳以上 1着賞金:6700万円 負担重量:別定
1953年 | 中山芝3200m、5歳(現在の4歳)以上、別定、「日本経済賞」として創設 |
1956年 | 東京芝3200mで施行 |
1958年 | 施行距離を芝2600mに変更 |
1964年 | 東京芝2500mで施行 |
1966年 | 東京芝2600mで施行 |
1967年 | 施行距離を芝2500mに変更 |
1971年 | 東京芝2500mで施行 |
1972年 | 東京芝2500mで施行 |
1976年 | ホワイトフォンテンがレース史上初の2連覇を達成 |
1979年 | 競走名を「日経賞」に改称出走資格を4歳(現在の3歳)以上に変更福島芝2400mで施行 |
1980年 | 出走資格を5歳(現在の4歳)以上に変更 |
1981年 | 東京芝2500mで施行 |
1982年 | 東京芝2500mで施行 |
1983年 | 東京芝2500mで施行 |
1984年 | G2(国内独自)に格付け |
1988年 | 東京芝2500mで施行 |
1989年 | 混合競走に指定 |
1995年 | 指定交流競走に指定 |
2002年 | 国際競走に指定 |
2007年 | 国際G2に格付け |
2011年 | 東日本大震災の影響にともない3月26日から4月2日に順延阪神芝2400m(外)で施行 |
2014年 | 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権を付与(~現在) |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2023年 | タイトルホルダーがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
2024年 | 「JRA70周年記念」の副題を付して実施 |
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