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旧勢力vs新興勢力のスプリンターズステークス
この夏に勢力図の入れ替わりは、あったのか?
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いよいよ、待ちに待った秋のG1シーズンが到来。春も秋も私が得意の芝1200mのG1からスタートするため、せっかく好発を決めてもだんだん尻窄みのG1予想成績になってしまうこと多いのですが、この秋は序盤でリードを奪って最後まで逃げ切る予定です。密かにかつてのスプリンターズSの覇者カルストンライトオのように、逃げ切り圧勝を狙っておりますので、どうか最後までお付き合い下さい<(_ _*)>。
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そんなこんなで、まずは当てたい秋のG1第1弾のスプリンターズS。今年のスプリンターズSは、世間では“大混戦ムード”と言われています。それもそのはず、今年のサマースプリントシリーズで次々と新興勢力が現れたからです。函館スプリントSも、CBC賞も、アイビスサマーダッシュも、北九州記念も、キーンランドCも、セントウルSも、全て古馬重賞初制覇の馬ばかり。
さらに春の高松宮記念を制したセイウンコウセイが函館スプリントSで4着に敗れたことで、一見、勢力図が入れ替わったかのように見えますが、実は全く勢力図が入れ替わっていません。それまでにオープン特別勝ちの馬はおろか、準オープン勝ちの馬やそれさえも勝ったことがない馬が、この夏の重賞で即通用したのはレベルが低いからです。実際にPP指数の決着指数を見ても、函館スプリントSがややレベルが高い程度で、他は準オープンとそれほど変わらない決着でした。
セイウンコウセイが函館スプリントSで4着に負けたのは、高松宮記念好走後の休養明けの一戦だったことや・・・