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2月10日の東京11Rで行われた第53回共同通信杯(3歳、オープン、GIII、芝1800メートル、別定、7頭立て、1着賞金=3800万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気ダノンキングリー(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)が無傷のV3で重賞初制覇。タイムは1分46秒8(良)。
4戦4勝で朝日杯FSを制覇、今回は単勝1.7倍の1番人気に支持されたアドマイヤマーズが逃げる展開。ダノンキングリーは差のない3、4番手を追走。直線は逃げ粘るアドマイヤマーズの内から伸びたダノンキングリーがラスト1ハロンで先頭に立ち、1馬身1/4差をつけてのフィニッシュ。さらに4馬身差遅れた3着には外めを伸びたクラージュゲリエ(4番人気)。
共同通信杯を勝ったダノンキングリーは、父ディープインパクト、母マイグッドネス、母の父ストームキャットという血統。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬で、馬主は(株)ダノックス。通算成績は3戦3勝。重賞初制覇。共同通信杯は、萩原清調教師は1999年ヤマニンアクロに次いで2勝目、戸崎圭太騎手は初優勝。
◆戸崎圭太騎手(1着 ダノンキングリー) 「一戦ごとに必ず何か成長が感じられる。2歳チャンピオンを見ながら進めて、それを負かしたのだから今後が楽しみ。1800メートルでこの脚が使えたのは収穫」
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