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夏の小倉競馬を締めくくるのは恒例の小倉2歳ステークス(6日、GIII、芝1200メートル)。以前から変わりなく1200メートルで施行されるスピードタイプの争いだ。
まず注目されるのがシュウジ(栗東・橋口弘次郎厩舎、牡)だ。新馬(中京芝1400メートル)→中京2歳S(同・芝1600メートル)と2連勝。今回は距離が2ハロン短くなるが、持ち前のスピードを生かせば問題なさそうだ。中間は栗東坂路で順調に乗り込みを消化。先週、JRA&海外&地方を合わせて通算1000勝を達成した橋口弘調教師は来春に定年を控えるだけに、最後の小倉2歳Sでサンキンハヤテ(1986年)、コウエイロマン(98年)に次ぐ3勝目の期待がかかる。
コウエイテンマ(栗東・川村禎彦厩舎、牡)は新種牡馬カジノドライヴ産駒。阪神芝1400メートルの新馬戦を勝った後、中京2歳Sは5着に敗れたが、小倉芝1200メートルのフェニックス賞を5馬身差で圧勝した。中京2歳Sではシュウジに4馬身3/4差をつけられているが、4コーナーで不利を受けただけに参考外ともいえる。舞台適性の高さも加味すれば、雪辱しても不思議はない。
ジュンゲル(栗東・藤原英昭厩舎、牡)はシュウジと同じキンシャサノキセキ産駒。小倉芝1200メートルの新馬戦を好位から鋭い切れ味を発揮して快勝。勝ち時計は目立たないが、いったん位置取りを下げてから差し切るレースセンスの良さが光った。
フェニックス賞2着のオフクヒメ(栗東・松下武士厩舎、牝)も、キンシャサノキセキ産駒。前走はコウエイテンマに離されたが、控える競馬を経験したことがプラスになれば、巻き返しも可能だろう。
初戦でシュウジの2着に敗れたが、次の中京芝1400メートルの未勝利戦を圧勝したレッドカーペット(栗東・高野友和厩舎、牡)、脚質に自在性があるレッドラウダ(栗東・音無秀孝厩舎、牡)も魅力十分。サイモンゼーレ(栗東・梅田智之厩舎、牡)は前2走がハナに行っての2、1着で、今回は同型馬との兼ね合いが鍵になる。この馬もキンシャサノキセキ産駒で、同産駒による上位独占のシーンもありそうだ。
JRA重賞300勝に王手をかけている武豊騎手とコンビを組むファビラスヒーロー(栗東・野中賢二厩舎、牡)も侮れない存在だ。
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