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日曜の東京メーン、武蔵野S(GIII、ダ1600メートル)に出走するイジゲン(美・堀、牡4)の追い切りが7日、美浦トレセンで行われた。2月のフェブラリーS以来、9カ月ぶりとなる昨年の覇者は、Wコースの3頭併せでパワフルな動きを披露。陣営は仕上がりに自信を見せていた。
昨年の覇者イジゲンが雨で重たくなった美浦Wコースをパワフルに駆け抜けた。馬なりでラスト1ハロン12秒9とシャープに伸び、キングレオポルド(OP)、エルマンボ(500万下)と併入。9カ月ぶりの実戦に向け、態勢を整えた。
「先週に長めからやっているので、サラッとテンションを上げない程度に。仕上がりの早い馬ですし、十分に力を出せる状態」と橋本調教助手はデキに自信を見せる。
致命的な出遅れを喫した前走のフェブラリーS(12着)など、休養前はゲート内での駐立が安定せず、ゲート再審査を課せられたが、10月31日に一発で合格。その後も「練習で確認しているが問題ないところまで来た」(橋本助手)とスタートの課題克服へ前進している。
頼もしい鞍上も海を渡ってやってくる。昨年のこのレースで重賞初制覇に導いたムーア騎手と再びコンビを結成。スノーフェアリーで2010、11年エリザベス女王杯を連覇した英国の名手は、先週1、2日に米国で行われたブリーダーズカップでも2勝するなど、近況も絶好調だ。
「体つきは良くなっているし、体重が増えているとすれば成長分。昨年勝ったベストの舞台だし、スムーズに流れに乗れれば」と橋本助手。
異次元の末脚を繰り出した1年前より、さらにパワーアップ。英国の名手が驚くほどのパフォーマンスを披露する。(板津雄志)
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5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108461 |