競馬ニュース > 記事
13日の阪神3R3歳新馬(ダート1800メートル)は、福永祐一騎手騎乗の1番人気アドマイヤリアル(牡、栗東・梅田智之厩舎)が2番手追走からほぼ馬なりのまま抜け出して突き放す大楽勝。タイムは1分56秒2(良)。
グレートウォールが内から好スタートを決めて先行策。断然人気のアドマイヤリアルが2番手につけ、コウエイエイカンが3番手に続く。さらにヒラボクハンター、カラビナなどが好位集団を形成した。抜群の手応えで4コーナーを回ったアドマイヤリアルが、ほぼ馬なりのままグレートウォールをかわして、そのまま後続を突き放す。最後まで目いっぱいに追うところなくフィニッシュして3馬身差。スケールの大きな勝ちっぷりで、初陣を飾った。2着は5番人気のヒラボクハンター。さらに1馬身差の3着には4番人気グレートウォールが逃げ粘っている。
アドマイヤリアルは、父マンハッタンカフェ、母チアフル、母の父Caerleonという血統。祖母Kartajanaは仏GIガネー賞などGI・2勝。祖母の弟カラジは中山グランドジャンプ3連覇。
福永騎手は「スタートは出ないと聞いていたので、後方からのレースも想定していましたが、二の脚が良かったし、あの位置につけられました。抜け出してからは思っていた以上に物見をして、全く追えないくらいブレーキをかけていました。気性面の課題はありますが、能力は高いし、芝でもやれそうです」と課題を指摘しつつも素質には太鼓判を押していた。
★13日阪神3R「3歳新馬」の着順&払戻金はこちら
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)