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第78回日本ダービー(29日、東京11R、GI、3歳オープン、芝2400メートル、1着賞金1億5000万円=出走18頭)5年ぶりに春の2冠馬が誕生した。1番人気の皐月賞馬オルフェーヴルが直線で末脚をさく裂させ、2008年生まれの7458頭のサラブレッドの頂点に立った。
「折り合いがついたし、リズム良く走っていた。4コーナーを回るときの手応えも抜群だった」と手綱を取った池添。直線半ばでウインバリアシオンを突き放すとあとは一直線。1馬身3/4差をつけて栄光のゴールへ飛び込んだ。
今後の目標は菊花賞か、天皇賞・秋かは流動的だが「私としては3冠の重みを大切にしたい」と池江調教師。池添も「3000メートルは大丈夫」と自信を見せる。この日の強さなら、ディープインパクト以来で史上7頭目となる3冠達成も夢ではなさそうだ。(共同)