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★長期休養明けの重賞勝ち馬2頭が出走予定 オールアットワンス&ジャングロ
2021年にアイビスサマーダッシュを制したオールアットワンス(牝5歳、美浦・中舘英二厩舎)は、昨年のアイビスSDで6着となった後に戦列を離れており、今回は1年ぶり(中363日)の出走となる。オールアットワンスには2002・04年のカルストンライトオ以来のアイビスSD隔年制覇がかかるが、ブランクを克服して勝利を挙げるとことができるかどうか。同馬にはC・ホー騎手が騎乗する予定だ。
また、昨年のニュージーランドT勝ち馬ジャングロ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)は、昨年のNHKマイルC7着以来、約1年2力月ぶり(中447日)の出走となる。ジャングロには今回、テン乗りとなる戸崎圭太騎手が騎乗する予定だが、長期休養明け初戦を勝利で飾ることができるかどうか。同馬が勝てばアイビスSDでは初の外国産馬による勝利となり、ジャングロを管理する森秀行調教師はJRA重賞通算50勝を達成する。
★7年連続連対の韋駄天S出走馬 今年は1~3着馬含む10頭が登録
近年のアイビスSDでは、5月に実施される韋駄天Sの出走馬が好走するケースが多く見られ、2016年から7年連続で同年の章駄天Sに出走していた馬が連対している。今年のアイビスSDには、韋駄天S1着のメディーヴァル(牡5歳、栗東・寺島良厩舎)、2着のファイアダンサー(牝5歳、美浦・鈴木慎太郎厩舎)、3着のトキメキ(牝6歳、美浦・斎藤誠厩舎)など章駄天Sに出走していた馬が10頭登録しているが、韋駄天S出走馬は今回も好走することができるかどうか。なお、ファイアダンサーが勝てば、同馬を管理する鈴木慎太郎調教師は開業3年目でJRA重賞初制覇となり、トキメキが勝てば同馬を所有する(有)ミルファームは昨年のビリーバーに続きアイビスSD連覇となる。
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