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凱旋門賞11着以来となるGⅠ3勝馬タイトルホルダー(美浦・栗田徹厩舎、牡4歳)が15日、有馬記念(25日、中山、GⅠ、芝2500メートル)の1週前追い切りを行った。美浦Wコースでアウトパフォーム(2勝クラス)を2、3馬身ほど追走し、直線では内へ。主戦の横山和生騎手を背に余裕の手応えで駆け抜け、5ハロン66秒9─11秒5をマーク。僚馬をゴールで半馬身退けた。見守った栗田調教師は「和生に乗ってもらって、前に馬を置いて折り合いやフォーム、バランスを確認。道中の折り合いはかなりいい感じだったし、ラストもしっかり動けていた。フランスから戻ってきても体のバランスは崩れていないし、今日の動きに文句をつける人はいないでしょう」と納得の表情を浮かべた。凱旋門賞は非常にタフな馬場コンディションもあり残念な結果に終わったが、国内で天皇賞・春、宝塚記念など今年3戦3勝。年末の大一番で改めて国内最強を証明したい。