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2018年から21年まで東京大賞典4連覇を飾るなど、ダート重賞8勝を挙げたオメガパフューム(牡7歳、父スウェプトオーヴァーボード)が10日、繋養先となる北海道新ひだか町のレックススタッドに到着した。
一時は今春からの種牡馬入りが発表されながらも現役続行を選択し、上半期はアンタレスS優勝、帝王賞3着と衰えのない走りを披露。しかし、みやこS3着を経て東京大賞典5連覇を目指す調整過程で疲労回復に時間を要したことから関係者が協議した結果、引退が決まった。
新天地のレックススタッドに到着したオメガパフュームは、古豪らしく落ち着いた雰囲気で疲れも感じさせない様子。父スウェプトオーヴァーボードの後継種牡馬としては、パドトロワがダンシングプリンス(JBCスプリント、リヤドダートスプリントなど)を送り出しているが、そのパドトロワが今秋に早世したことからオメガパフュームには大きな期待が懸かっている。来春の種付け料は未定。